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  • よくあるご質問

もっと知りたい・・・S+RCハイブリットハウス

Q1.S+RCハイブリッド構法のSってなに?RCってなに?

S造とは鉄骨造のことでSはSteelの略です。鉄骨造には大きく3種類あり、柱・梁・筋交いを用いた「ブレース構造」と柱と梁を完全に剛接合して筋交いを不要とした「ラーメン構造」、多数の三角形の鉄骨を組合わせた「トラス構造」とがあります。RC造とは鉄筋コンクリート造のことでRCはReinforced-Concrete(補強されたコンクリート)の略です。鉄筋の持つ粘り強さ(靭性)や引張り強度と、コンクリートが持つ高い圧縮強度を併用し、互いの部材の弱点を相互補完する構造です。

Q2.S造の特徴を教えてください。

鉄骨は木材に比べ強度が高く、鉄筋コンクリートに比べ単位重量が軽いので、長い梁が可能で、柱のスパンが広く本数も少なくてすみます。鉄骨は設計の自由度が高く、リフォームも容易です。また、鉄骨は工場生産される為材質が均一で、現場では接合部の管理をするだけなので建物の構造的品質を一定に保ちやすいことが主なメリットです。

Q3.重量鉄骨と、軽量鉄骨の違いは?

重量鉄骨は熱間圧延加工によって製造された厚さが6mm以上の鋼材で、高強度で主にビルなどのラーメン構造や大型ドームなどのトラス構造に用いられています。一方、軽量鉄骨の多くは冷間圧延加工によって製造された厚さが6mm未満の鋼材で、主にプレハブ等のブレース構造に採用されています。デリスの住宅では重量鉄骨H形鋼の1方向ラーメン構造を採用しています。H形鋼は部材断面が英語のHの形状をした鋼材で、引張り、曲げ、圧縮といった応力に耐えるバランスのよい部材で、ビルや橋梁など様々な建造物で最も多く採用されています。

Q4.RC造の特徴を教えてください。

鉄筋の持つ強靭さや引張り強度と、コンクリートが持つ高い圧縮強度を併せ持つ高強度部材です。鉄筋コンクリートは、鉄筋をアルカリ性のコンクリートが覆って空気との接触を遮断し耐久性を高め、性能を60年以上維持します。比重が重い鉄筋コンクリートは木造住宅に比べ遮音性能に優れ、継ぎ目の無い一体構造のため高い気密性が期待できます。また、鉄筋コンクリートそのものが優れた耐火部材でもあります。さらに、自由度の高い形状を作りやすいため意匠性を求められるビルやマンション等に多く用いられます。

Q5.S+RCハイブリッド構法とは、どんな住宅なのですか?

デリスの住宅は「S+RCハイブリッド構法」を採用しています。「S+RCハイブリッド構法」とはS造とRC造の長所を組み合わせたものです。1階(RC造)と上部の構造材料(S造)を使い分けるという贅沢な構造を、住宅メーカーとしていち早く標準仕様としました。1階には、耐震、耐風、耐火といった防災性および気密性、遮音性、断熱性に優れた鉄筋コンクリート構造を採用しています。この頑強な下部構造体の上にコンクリートより軽い重量鉄骨構造を組み合わせることで、大きな間取りや眺望に優れた大開口を実現しました。この組み合わせは、高層ビルなどでも使われている信頼性の高い技術です。この優れた技術はコストの問題などで、いままで一般住宅の標準仕様には用いられていませんでした。デリスは、設計から建築までのシステムを一元化する研究成果により、品質を安定させ、工程のリダクションをすることで優れたコストパフォーマンスを実現しました。

Q6.S+RCハイブリッド構法は、火災に強いですか?

鉄筋コンクリート自体が耐火構造であり、鉄骨は耐火被覆を施すことで耐火構造となります。このため「S+RCハイブリッド構法」は都市部の防火地域にも建築が可能です。

Q7.S+RCハイブリッド構法は、地震に強いですか?

1階は阪神淡路大震災クラスの地震にも、優れた耐震安全性を発揮する壁式鉄筋コンクリート構造です。上層階は高層ビルなどで多く採用されている重量鉄骨ラーメン構造です。それぞれの特性を最大限に活かすよう、1階の鉄筋コンクリート構造と重量鉄骨ラーメン構造との接合は高強度のボルトで緊結しています。さらに建物は混構造(S造+RC造)のため一定の固有周期を持ちません。このため地震動による建物被害が最も多い、地震動との共振を免れるという特長もあります。デリスでは、全ての住宅について構造計算を行い、その安全性を検証しています。

Q8.S+RC ハイブリッド構法は、屋上が可能と聞きましたが。

上層階の屋根は強靭な重量鉄骨構造なので、特別な構造補強をすることなく、屋上をさまざまな形で有効活用することができます。狭い敷地で小庭しか確保できない条件でも、敷地外からの視線を気にすることなく使えるプライベートなアウトドア大空間。2階のリビングから続くスカイリビングとしてホームパーティ、そしてガーデニング・家庭菜園・ジャグジー・ドッグラン・ゴルフ練習・お子様の遊具など、屋上ならではの用途は広がります。

Q9.S+RC ハイブリッド構法は、地下室が可能と聞きましたが。

鉄筋コンクリート造ですので、もちろん地下室の利用は可能です。地下室であれば建築基準法で定められた、敷地に対する床面積の緩和規定により最大1.5倍まで広げることができます。この規定により狭小地など限られた敷地に最大限の広さをもたらすことができます。また地下室は地上と比べて温度変化が少なく、静かなので、防音室や寝室、ビルトインガレージなど、地下室ならではの居住空間が楽しめます。

Q10.頑丈な構造だと将来のリフォームや間取り変更が大変では?

在来木造住宅の場合、多くの柱と筋交いや耐力壁が必要になり、間仕切り壁も構造体の一部として設計が必要なため、間取り変更などは困難です。一方、デリスの「S+RC ハイブリッド構法」は建物の内部空間に構造体や柱が存在しないスケルトン・インフィル構造。このため、変化するライフスタイルに合わせて間取りが容易に変更できます。

Q11.鉄筋コンクリート造は結露しやすいと聞きましたが。

鉄筋コンクリート造だから結露しやすいとは限りません。鉄筋コンクリート造や木造、鉄骨造など、さまざまな気密性の高い住宅においては、室内の湿度が高くなると結露しやすくなります。このような高気密住宅でも、断熱性を高め、計画的な換気を行い、室内湿度が上がりすぎないよう注意すれば、結露は起こりにくくなります。デリスの住宅は、高気密に加えて高断熱及び24時間換気が標準になっていますので、結露の発生は大幅に解消され、快適な生活を過ごすことが可能です。

Q12.外断熱って?

外断熱とは、壁の外側で熱を遮断する工法です。建物の外側全体を断熱材で覆うので外気温の影響を受けず、室温を一定に保つことができます。デリスの住宅は、鉄筋コンクリート構造と重量鉄骨構造の両方に外断熱を採用することが可能です。これにより、コンクリートの蓄熱効果期待でき、冷暖房費の負担も軽減され省エネ性能を実現しています。また、コンクリート打ちっぱなしの意匠性を強調したタイプは、内断熱もお選びいただけます。

Q13.白蟻に強いって本当?

白蟻が主に食べているのは木材です。また暗く湿気が多い場所を好むと言われています。その為木造建築物の床下は格好の棲家となるとも言われています。主要構造部が重量鉄骨と鉄筋コンクリート造のデリスのハイブリッドハウスでは、白蟻に対してさまざまな対策をとっています。蟻の通り道となる基礎部分に換気口を設けず、連続してコンクリートを打設することで、土中の湿気を遮断し、白蟻の侵入を防ぎます。また、防蟻処理の必要のない鋼製束を使用しています。この様な対策のため、床下の防蟻処理は防蟻材による人体への影響を考慮し、デリスのハイブリッドハウスでは行っておりません。

Q14.全熱交換型フロアセントラル24 時間換気システムにはどの用なメリットがあるの?

「全熱交換型フロアセントラル24時間換気システム」は排気と給気の熱交換によって熱エネルギーのロスを抑え、計画的な換気を行うことで、室内の空気をいつも新鮮に保ち、結露、ダニ、カビの発生を抑制します。

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